セミナー
2025年4月22日「第7回 もの作り!生産管理強化塾②日目」

- 研修を通じて、どんな気づき・知識・アイデアを得ましたか?
- ✓在庫管理がうまく回っていない原因はシステムだ、お金をかけて在庫管理システムを入替えれば、という考えが間違っている事に気づいた。
✓適切な在庫数は回転在庫に安全余剰分を加えた分であることを再認識できました。
✓在庫には、善玉在庫と悪玉在庫があり、在庫差異をなくすためには、受入れ時の商物不一致を徹底する事、BOM間違いをなくすことが大切。また、在庫管理の基本は1S・2Sである。
✓在庫管理を科学的に行うという考え方が大きな気づきでした。 - その気づきについて、どう感じましたか?
- ✓1S・2Sについて、分かったつもりでいたが、実践できていない。組織や業務のしくみにも通じる本質的なもので非常に納得感がありました。
✓過度に在庫を持ち続けると悪玉になることが分かり、常に会社の利益を考えながら、生産管理のキーパーソンとして仕事をするのが大切。
✓弊社で原料や資材の受入れ時に伝票がない事は多々あり、それがやはり在庫差異につながっていると思う。「商物不一致」について、営業さんにも共有して改善していきたいと思いました。
✓現在、正に職人的な在庫管理を行っており、属人化もしています。科学的管理を行うことで、誰でも適性な在庫管理ができると考えました。 - その気づき・知識・アイデアをどのように、具体的に仕事に活かしますか?
- ✓在庫期間や滞留の見える化、業務フローの見直しなど、仕組みの麺から在庫管理を見直したい。
✓当社の場合、作業数の確定のため、材料を入荷し、それを加工して出荷している。在庫を持ち続けると、毎月20日時点で月またぎをすると〇値の影響を受けるため、毎度必要な在庫数を見直したいです。
✓悪玉在庫の死蔵在庫、滞留在庫の定義は今の2年が正しいのか?改めて考え直す必要もある。また社内で実施している環境整備を業務にも焦点を当て、1S・2Sを推進したい。原料の整理整頓は大きな課題だと思います。
✓在庫シミュレーション表(エクセル)を全面的に見直したい。具体的にはまずBOMの一元化ですが、ロス分の見える化、統計化などからの見直し設定が必要です。 - その具体的行動・考え方を実行すると、どんな良いことがありますか?
- ✓在庫管理の改善が原価管理の精度UPにつながり、業務の効率化、スピード感も改善されると思う。
✓月またぎのリスクが軽減でき、収支が一層安定する。
✓在庫の差異や保管資材、保管原料の在庫が減る。結果、倉庫にスペースができ外部在庫(現在3か所)を削減できる。
✓原価低減につなげたいです。 - 研修に参加して一番の変化、良かった点はなんでしょう?
- ✓在庫管理を会社の仕組みづくりとして捉え直す視点を得られたこと。
✓普段、仕事している内容について説明をきくことで、自身の仕事を客観的に見れてよかった。自身の仕事を見直そうと思いました(現物と理論在庫等)
✓受入れ時に困っていた伝票なしは、世間的に見てもありえない事だと再認識できました。また在庫を減らす仕組み・差異をなくす仕組みを学べました。社内で実施している環境整備の焦点を原料にあてるのもありだなと感じました。
✓正しい在庫管理の思想・考え方を理解出来たと思います。 - もし研修をご友人などに紹介いただけるとしたら、何と言って紹介されますか?
- ✓わかったつもりでいるかも。やってみるべし。
✓生産管理塾と聞いて難しい印象がありましたが、セミナーはとてもわかりやすく、問題を解きながら進むので理解度が上がり、ただ聞くセミナーと違っていいと思いました。
生産管理の基本的・根本的な理解が出来るところが良いと思います。